今年春の定期健康診断における内臓脂肪、血糖、脂質、血圧の数値や喫煙歴から「メタボ」「メタボ予備軍」と判定された人を対象に特定保健指導を実施。対象者には個別に案内をしています。
健康増進に向けて法律で義務化された制度で、保健師のサポートを受けながら3~6カ月かけて食事や運動など生活習慣改善を図ります。本社ビル17階「神戸中央病院健康管理センター」での対面指導のほか、オンライン指導やメール指導など手軽なコースもあります。費用は健保組合が負担します。
当組合で対象者のうち指導を受けた人の割合を示す実施率は2023年度で13.25%。健康保険組合の全国平均34%を大きく下回っており、近畿厚生局から実施率向上を図るよう指摘を受けています。また実施率が17.0%を下回ると高齢者医療のため国に納付する支援金の加算対象とされ、組合財政にも悪影響を及ぼします。加入者の 将来的な健康リスクを軽減する取り組みで、対象となった方には参加を強くお勧めします。