今年春の定期健康診断における内臓脂肪、血糖、脂質、血圧の数値や喫煙歴から「メタボ」「メタボ予備軍」と判定された40歳以上の人を対象に特定保健指導を9月から実施します。対象者となる方には個別に案内を始めました。
健康増進に向けて法律で義務化された制度で、保健師のサポートを受けながら3~6カ月かけて食事や運動など生活習慣改善を図ります。本社ビル17階「神戸中央病院健康管理センター」での対面指導のほか、オンライン指導やメール指導など手軽なコースもあります。
当組合で対象者のうち指導を受けた人の割合を示す実施率は昨年で17.8%。健康保険組合の全国平均27%を下回っており、近畿厚生局から実施率向上を図るよう指摘を受けています。また実施率が11.4%を下回ると高齢者医療のため国に納付する支援金の加算対象とされ、組合財政にも悪影響を及ぼします。
将来における健康リスク軽減を図る取り組みであり、対象者には参加を強くお勧めします。